代表者挨拶

2020年10月、CanonFirstは、お陰様で3期目を迎えました。
今年に入り、新型ウイルスという予想されない出来事で始まり、緊急事態宣言で在宅ワークになりワークバランスは向上しましたが、経済は停滞、多くの人が不安を抱えながら生活しているのが現状だと思います。
CanonFirstにおいても、新規開拓営業が困難になり、厳しい環境でした。
営業の基本は、人と出会い、話をして理解を深め、そして仕事に繋げていきますが、その一段目のステップがテレワークでは限界があります。
そうした中において、働き方改革の解決策の一つとしてコニカミノルタ ジャパン㈱に提案したサテライトオフィス事業が業務提携に繋がり、新年度のスタート出来たことで士気が高まりました。
コロナ禍では、働き方の変化により社員の意識、そして企業の戦略も変化しますが、サテライトオフィスの需要はこれからも増加すると考えます。コストシミュレーションでも都内の現拠店の賃貸面積を半分にして郊外にオーダーメイドのサテライトを設置する事によって、ランニングコストも30%の縮減が可能になります。
同時に社員住居近郊にサテライトを設置する事は、通勤のストレス解消、時間の効率化、育児・介護の支援、などのメリットがあります。一般的なシェアオフィスでないためにセキュリティ面においても安全と言えます。そして今後も予想される感染対策、自然災害に対しても、有効なオフィス戦略となると確信しています。
CanonFirstのもう一つの事業である“音楽家支援活動”については、今年2月に紀尾井町と霞が関ビルにおいてコンサートを開催しましたが、残念ながら11月については、中止と致しました。
音楽は、心に届けるメッセージだと思います。演奏家のメッセージを観客の方々に届ける、その橋渡しを これからも続けていきたいと思います。来年の6月と11月には、新たな企画を計画中です。
建築を造るためには、図面が必要です。その図面に基づき職人さん達が築き上げます。また音楽は、譜面を演奏家が音にして観客に届けます。いい建築の空間には、安らぎがあり、いい演奏会の終演後には、感動の余韻があります。建築は、我々が生きていく上ではハードであり、音楽はソフトかも知れません。けれども 人間にとって必要不可欠であることに違いはありません。
これからもCanonFirstは、混沌とした状況でも、揺らぐことなく建築と音楽を通して“喜び”と“感動”を提供して貢献していきたいと思います。
何かありましたら、ご相談頂ければと思います。
(補足)MicrosoftのTeamsを使用してのテレワーク相談も可能です。
2020年10月1日
杉田裕保
経歴
- 芝浦工業大学 大学院 建設工学専攻 修了
- ㈱間組入社:福岡支店、仙台支店、東京支店勤務
- 所長実績:国土交通省、三井不動産㈱、他
- 大成㈱ 営業本部 常務執行役員 2020.3/31退職
- ㈱カノンファースト 2018.10/01設立
資格
- 一級建築士
- 一級建築施工管理技士
- 宅地建物取引士
- 2級小型船舶操縦士
お問い合わせ
- お問い合わせは、メールにてお願いします。
- 営業範囲は首都圏ですが、地方の場合はご相談になります。
所長実績:ハザマ勤務時代、産業技術総合研究所 臨海副都心センター
- 2001年3月竣工
- 所在地:江東区青海
- 設計・監理:国土交通省関東地方整備局、日本設計
- 施工(2工区):ハザマ・住友建設JV
